メーカを決めるまで

第5回 数々襲う魔の手!&決心



そして、当日。早起きです。1時過ぎに小淵沢インターで待ち合わせ。7時には出発しようと考えていました。しかし、子供の準備などもあり7時15分くらいに駐車場の車に到着。そこに第一の悪魔が潜んでいました。なんと、この大事なときにバッテリーが上がって、キーをひねってもピクリとも動きません。しかたなしに、電話しました。もちろん、JAFです。そして30分以上待たされたあげく、1万円のお金を取られバッテリーは動き出した。しかし、完全にバッテリーが上がっていたため、このままの走行では不安なので、さらに出費がおきてします。そう、バッテリーの交換です。購入した世田谷のヤナセにむかい、話をすると・・・・最悪なことに修理工場併設でないので、ここでは交換できないとのこと。仕方なしに一番近い工場併設のヤナセを教えてもらい移動。ここでも、時間以上の時間と金5万円。
ついていないときはついていないものです。
首都高4号線から中央高速に乗る前に大渋滞発生。八王子まで2時間以上かかりました。もちろん、バッテリーが上がっていた時点で電話で連絡をとり、集合時間は変更しましたが、小淵沢に着いたのは2時を完全に周りというか3時に近し・・・
その後、H社の2人と、近くの2週間前に引き渡しが終わったマシンカットログハウスを見学。これは良かったです。畑の中に立っているのですが。車でそばを通ったときから心ときめくものありました。別荘としてして利用なのですがオーナーがいて、快く中を見学させていただきました。中も木の匂いが充満しているし、天井はたかいし、ロフトの広さ&天井の高さに感激でした。心は一直線です。
その後、車で40分くらいかけて私の北相木の土地をH社の人に見ていただき、そこで先ほどのログハウスの金額を聞き、さらに心動かされていました。
2週間ぐらいで私の希望の間取りでの、見積もりを約束しお別れ。
私の心の80%は、このとき、Dログのマシンカットに占められていました。



第6回 仕事の忙しさに・・・・



9月末からは本業の仕事がとてつもない忙しさに。月末はアメリカに格闘技の試合&仕事で行くはずだったのですが、テロがあったばかりということもあり止めました。それと、日本での仕事が滅茶苦茶佳境で、それどころでないという状況もありましたし・・
本当の予定では、9月から10月にかけて、色々な物件を見て、なんとか10月末か11月の中までにはある程度、作る会社や内容をつめたいと思っていたのですが、それどころでない感じ。
しかし、逆にその忙しさの張りつめた気持ちを癒す感じで、ログハウス関連の書籍を探し、ニコニコしながら観賞する毎日でした。9月末には夢の丸太小屋の最新号を購入。さらに、本屋を漁って、山と渓谷社から出ている「ログハウス大全 プランニングブック」を購入。3500円する本でしたが大満足。色々なログハウスに心の疲れはどこかに飛んでいくのでした。
HB社からの見積もりは2週間少しかかってやってきました。担当者が家まで持ってきたのですが、図面に関してはこちらが送ったもの(35坪くらいのもの)を元にして、私が希望していた金額とは少し開きがあり、面積を小さくする方向で値段の調整をすることに。何しろ希望予算に薪ストーブもふくんでの要求なので・・・・・
それと平行して、他の業者との話も少しは進んでいました。
妻の知り合いの旦那が一級建築士ということもあり、彼にもプレゼンに参加してもらうことに。彼のデザインしてきたものは、既存のログハウスとは違って、結構心惹かれるものがありました。
ただ、本当に10月は忙しく、そんなこんなであーっという間に過ぎ去っていったのでした。



第7回 揺れ動く心・・・・



HB社との話は何回かのやりとりを経て、かなりかちっとしたプランに詰まってきた。ただ、水回りとかキッチンとかにセンスが感じられないのが不満か!自分としてもTOTOやINAXの新宿にあるショールームを見て回り、資料を揃えるのだが・・・・
金額的にもHB社の案は良い線になってきたのだけど、どうしても最終決定の判断が出せないまま時間が過ぎていきます。
やはり 長野県にあるM社の社長から電話で、予算内でハンドカットのログハウスができるという魅力的な話がでてくる。えー!ハンドカットができるのかあ?!M社のカタログではこちらの予算を200〜400万くらいオーバーした感じでハンドカットだったので、諦めていたのだけど、本当にできるのならそれは良い!と、言うことで物件を見に行くのと、実際に話を聞きに行く。中央高速で行くか関越・信越で行くか悩んだが、山越えをしなくて良いので、関越を使っていくことに。朝、6時半に家をでて佐久インターに向かったのでした。
朝早いから練馬までの道も空いていて、30分で到着。高速も混んでなくて9時前には佐久インターを降りれました。
一般道を40〜50分かけて、モデルハウスが4つくらい並ぶM社に到着。社長とマシンカットのログハウスの事務所でハンドカットの話を聞く。ただ、具体的な案とかを提示してもらいたかったのだが、結構、抽象的な話しかしてくれず少し不満のこり。1時間少し話して、最近たてたハンドカットログハウスを見るために車で出発。目的地は原村です。
車が到着して、すぐ目の前にその別荘はありました。半地下というか2mくらい手前は高くなっていて、とてつもなく大きな印象を持ちました。ウッディーな塗装の丸太と、緑色のアスファルトシングルの屋根が非常にいい感じです。HB社のマシンカットのログハウスを見たときに感動しましたが、圧倒され感は比ではありません。すげーいいなあ。やはり、非日常を求めるならハンドか!大きく心は動き始めました。残念ながら移住者が留守だったので中には入れませんでしたが、デッキの上から中をのぞいたり、景色を眺めたりして、いい気分に浸りました。
それからその場所から車で15分くらい離れた別荘地帯に、もう一軒の物件を見に行きました。これは傾斜地に建っており。建坪は30坪と言うことだが、周りから見る感じではとても大きく見え、自分の理想が35坪なのでさらに一層の心のブレが大きくなるのでした。
M社の社長と話を少しして現地を後にしました。後は、M社からの良いアイデアを待つだけです。



第8回 どうして、仕事が終わらないの・・・



11月は魔の月でした。仕事がとにかく終わらない。終わる兆しさえも見えない日々が過ぎていきます。毎日が地獄というか、まあ、好きでやっている仕事なのでそこまでは考えませんが、とにかく毎日、夜中の2時3時は当たり前という日々です。もちろん、土日も休み無し。日々や連れて消耗していく感じ。
そういう意味では、家で少しの時間だけでも、ログハウス関係の本を眺めている時間だけが、心休まりニヤニヤしている時間でありました。
HB社とは少し電話でのやりとりをしていましたが、どちらかというと私が他の会社の条件を待っているので、またしていると言うところです。
そんなメチャ忙しい中、ちょうど仕事の途中で家に戻り、パソコンで仕事をしているときに、資料請求して資料を送ってもらっていたけど内容的に返事をその後していなかった、ノーザンライトログハウスが玄関のブザーを鳴らしたのでした。何という偶然でしょう。家に私がいなくて奥さんしかいなければ、話を聞かず、ただ流れていただけでしょう。
ノーザンライトの百崎さんの奥さんの訪問でした。旦那の百崎さんは実務派というか現場派で、営業は奥さんがやっているとのこと。資料&私の希望を時間も少しあったので、色々と質問したり、訴えたりしました。とにかく、ハンドカットは憧れでもあったのですが、本や色々なところに請求した資料から、高嶺の花になりかけていたので、まあ、上手くいい話が来ればと言う感じで、こちらの希望金額と内容を伝えたのでした。奥さんは実務はわからないので、家に戻って旦那に話して、また図面などをつくって連絡すると言うことで30分少しで帰っていきました。
そして、私はそれから仕事に復帰して、また夜中まで仕事ずけの日々・・・
まだ、M社からは細かい返事が来ません。すこしあせって、1日ぐらいしたので電話しました。もう少し待ってくれ。という感じでこちらも時は過ぎていきます。





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